エロスパムはセクハラ

[Summary]
仕事用のメールアドレス宛へのスパムは非常に不快です。
大量に送られてくる上、画像が添付されている場合も。

こういったエロスパムは、男女雇用機会均等法上で事業主が防止を義務づけられている「性的な言動」に当たり、受信を防止せずに放置した場合は「環境型セクハラ」とされる可能性が高いらしい。

「性的な言動」
　猥褻なポスターの掲示やスクリーンセーバーも対象となる。もちろん性的な内容が含まれるスパムもこれに当たる。
　実際にグラビアアイドルのスクリーンセーバーを使っている人、いますよね。

「環境型セクハラ」
　性的な言動や行動によって労働者が不快な思いをしたり、仕事に支障が生じたりするセクハラを指す。
　つまり、スパム内容によって不快な思いをし、そのストレスで仕事に支障が出る場合もそうなる。

ということは、経営者はスパムを社員宛に届かないよう対応する義務があるんです。
「そんなの見なきゃいいだろ」という方もいるでしょうが、見れてしまう状態に問題があるそうで、放置すれば当局から指導を受ける可能性もあり、社員から損害賠償請求なんてこともありえます。
人が一番大切な資産だと掲げる企業は多いですが、こういった対策にも目をかけて欲しいところですね。